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欧州発明家賞

  • 2015/01/05 10:24

 昨年6月、デンソーウェーブと豊田中央研究所で構成されるQRコード開発チームが、欧州発明家賞の「Poqular Prize」を受賞しました。日本からは、初めての受賞になります。
 欧州発明家賞は、技術的・社会的・経済的に優れた発明に対して欧州特許庁が付与する賞で、2006年に始まりました。「産業部門」「中小企業部門」「大学研究機関部門」「生涯達成部門」「非ヨーロッパ諸国部門」の5つの部門賞と、一般投票の結果で決まる「人気投票賞(Poqular Prize)」があります。
 過去には、生物分解性有機ポリマーや電気化学燃料電池の開発、短時間でDNA解析ができるマイクロチップの発明に対して、欧州発明家賞が贈られています。QRコードは2次元バーコードの一種で、モザイク状の四角いドットせ作られています。バーコードは横方向という1次元しか情報を持ちませんが、QRコードは縦横の2次元に情報を持つので、記録できる情報量を格段に増やすことができます。
 今回欧州発明家賞を受賞した開発チームは、コードを高速で読み取る方法を開発しました。これにより、データの照合や呼び出しが瞬時に行えるようになり、工場の在庫管理や病院の患者の記録、電子チケットや空港の自動発券システムなど、多方面で活用されています。
 今回QRコードは、非ヨーロッパ諸国部門にノミネートされていたものの惜しくも受賞を逃しましたが、開発から20年間という長期間にわたり幅広い地域や年代の一般消費者に広く認知されたことが評価されたことで、一般投票によるPoqular Prizeの受賞に至りました。
 ちなみに、QRコードの「QR」とは、Quick Responseの略です。
 開発チームでは、今後もQRコードの進化に取り組んでいくようです。

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