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海外展開を図る外食産業

 サービスを徹底的にマニュアル化し、全国一律に規格化された商品を提供することで急成長した外食産業。この外食産業の市場規模は、10年前のピーク時で30兆円。08年は約24兆円まで減少したとはいえ、今なを巨大産業です。
 少子高齢化という構造要因で外食市場が縮小している上、デフレの中で蟻地獄のような値下げ競争が続きます。一方、コスト面は膨らむばかり。食材調達面でも、安全・安心へのこだわりが強まり、輸入食材には膨大なコストがかかっています。さらに、カロリーやアレルギー等の表示コスト、容器のリサイクルや二酸化炭素の排出削減といった環境対応コストなど、負担は重くなるばかりです。
 八方ふさがりの中、外食産業は、海外に活路を求めようとしています。ターゲットは新興国。中でも箸を使う文化や接客などのサービス面で日本と共通点が多いアジア市場がすぐそこにあります。